◆ 七味とは? ◆
[ 当舗の七味の中身 ]
七味唐がらしの中身はいったい何がはいっているのでしょう? 七味 と言うだけあって7種類の原料をブレンドしています。
当舗の七味は
一味・陳皮・しそ・青のり・ごま・麻の実・山椒
以上 7種類の原料を調合し、香り高く仕上げております。
※陳皮とは、みかんの皮を乾燥させたもの
また、当舗ではお客様の好みに応じて辛さ等を調合し、
販売しております。
[ 七味と一味の違い ]
七味は7種類入っているから七味
唐がらしを含む7種類の原料を調合し混ぜ合わせたものを七味と呼びます。
7種類の原料、調合はお店やメーカーによって様々で、風味等も違い、お店の個性を生み出しています。
一味は唐がらしのみ
唐がらしを乾燥させ粉末にしたものが一味です。
唐がらしのみ1種類なので一味です。
七味と一味の使い分け方
七味はその香りを生かし、辛くする事よりも料理の風味や香りをより一層高めるのに使います。
一味はそのシンプルさを生かし、辛さだけを足したい時に使います。
[ 七味の保存方法 ]
密封しましょう
湿気を防ぎ、香りが飛んでいかないように密封容器などに入れて冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう
光でも劣化しますので、光が当たらないような容器や場所がおすすめです。
当舗のパッケージは保存性の良い素材を使用し、チャック付きですので開封後も密封でき便利です。
七味は冷たい場所で
当舗では七味や山椒等は冷蔵庫、冷凍庫での保存を推奨しています。
常温でも日持ちはいたしますが、高温になると香りが非常に飛びやすくなります。
香りは温度に弱い
香りの成分は空気中にふわっと飛んで行きやすい物質です。
私たちが七味をかけた瞬間、パッケージを開けた瞬間に
「いい香りだな」と感じるものは沸点が低い物質が多く、温度が高いとまるで沸騰した水のようにすぐに蒸発してしまいます。
当舗が低い温度で保存を推奨する理由のひとつです。
[ 京都の七味の特徴 ]
京都の七味はとりわけ山椒の強い調合のお店が多いです。
関西、特に地元京都の人々は山椒の香りや刺激を好む傾向にあるようで、「山椒多めで」と頼まれるお客様が比較的多いです。
七味はお店によって調合が違い、地方によっても傾向や特徴があります。
関西と関東の七味を比較してみるとずいぶんと違う調合。好まれるだしや醤油がそれぞれの土地で違うように、七味の調合も違うのではないかと考えています。その土地で育まれた食文化の違いを七味を通じて感じてみてはいかがでしょうか?
京都・伏見稲荷にある当舗の七味も山椒が効いているのが特徴です。ついつい沢山かけたくなるバランスのとれた七味に仕上がっています。
また山椒の量も多め、少なめ等、お客様のお好みに合わせて調合して販売しております。
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【七味の調合します】